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輸入盤DVDでバレエを観よう!
実際に較べてみました。 -1- < マリインスキー・バレエ 『白鳥の湖』 >
「現代の神話」と絶賛されるウリヤーナ・ロパートキナの白鳥の湖。
NHKのBSで初めて見て、マリインスキー劇場の豪華さ、舞台の完成度の高さに驚嘆しました。
ほどなくDVDが発売されることとなり、楽天ブックスで予約購入。
初回生産分に限り26%オフ!ということで、定価¥5,000のところが¥3,700(送料込)。
ロパートキナの白鳥が¥3,700で見放題。確かにお得な買い物ではあったのですが…。下の画像をご覧ください。
ここの「シール」に注目!
↓ ↓
国内盤 輸入盤
左が日本市場向け正規盤、右が輸入盤。パッケージ左上に貼られたシール以外はまったく同じ。
タイトルや出演者の表記はどちらも英語だし、シールがなければ見分けがつきません。
(ケース裏面はデザイン・表記とも違っています。)
でも輸入盤の方は、全部英語(あるいはフランス語、イタリア語)なんでしょ…と思うかもしれませんが、
実はこの2枚、ケースの外観だけではなく、DVDの仕様もディスクの中身も同じなのです。
バレエのDVDは国内仕様であっても、メニュー選択時のチャプターは英語表記であることが多い。
でも「Act?T(第1幕)」だの「Entarance
of
Odette(オデットの登場)」だの、だいたいのところがわかれば困りません。
それなのにお値段は、国内盤が¥4,341(定価は¥5,000)で、輸入盤は¥2,434!
アマゾンのマーケットプレイスで、輸入盤は更にお安くなって、新品がたったの¥1,464!(プラス送料¥340)
(2012.1.8.現在
@Amazon.Japan)
国内盤と輸入盤の大きな違いは、リーフレットが日本語で書かれているかどうか、くらいなのです。
実際に較べてみました。 -2- < ミラノ・スカラ座 『ラ・バヤデール』 >
次なる比較は、やはり人気の高いスヴェトラーナ・ザハロワの「ラ・バヤデール」。
主役二人の画像(ザハロワ&ボッレ)は同じですが、国内盤と輸入盤とは、ケースもディスクも違うことが一目でわかります。
国内盤には、小さいながら日本語タイトルもあるし、レイアウトも凝っています。
国内盤 輸入盤
↑
下の方に小さく日本語でのタイトル表記があります。
この国内盤DVDは、チャプターも日本語で選べるし、その上DVDメニューには作品の概要やダンサーの紹介もあって、
それももちろん日本語で表示されています。定価は¥5,040。
一方輸入盤は作品オンリー。チャプターはもちろん選べるけれど、その他の余計なものは一切なし。
お値段¥2,782。(2012.1.8.現在
@Amazon.Japan)
リーフレットの内容もかなり違います。
日本語版リーフレットは1枚の紙を折りたたんだもので、カラーではなく2色刷り。内容は、「ラ・バヤデール」のストーリーや主役ダンサー二人の経歴で、初心者にもわかりやすい。でも、これってDVD上で見られるものと同じ内容なんですよね…
輸入版リーフレットは、というと、まずチャプターとその所要時間がきっちり細かく書かれ、そして作品上演のこれまでの歴史が2ページに渡って述べられています。ストーリーなんて知っていて当然、という1ランク上の内容。英語、独語、仏語の3ヶ国語の表記で合計12ページの冊子になっています。
このDVDに限って言えば、輸入版リーフレットの方が内容はずっと濃いようです。
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